ファン・ジョンミン&イ・ジョンジェの新しき世界の二人の共演の上、殺し屋同士の戦いとくれば、大好物の韓国ノワールだ!と思って期待値マックスで視聴。
なのに、あんまり良くなかった…。
暗殺と誘拐の二つの別の事件を絡ませたのは面白かったのに、それぞれの要素を上手くまとめられずガチャガチャしちゃった感じ。
また、バンコクパートでの執拗に黄身がかったルックはひと昔前の映像?と思えるほど古めかしく、イ・ジョンジェ扮するレイはセンスの悪い派手な服を着たサイコパスで、笑っていいのか悪いのか中途半端なキャラ。
それでも主人公のインナム(ファン・ジョンミン)に感情移入できればいいものを、なぜ暗殺者になったのかや、暗殺者としての葛藤がしっかり描かれていないからそれもできず。
でも、またまた別の顔を見せてくれたファン・ジョンミンはいつも通り素晴らしかった。
ファン・ジョンミンの名演を観られたことがこの映画の救い!