片腕マシンボーイ

水面は遥か遠くの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

水面は遥か遠く(2017年製作の映画)
2.4
昨年の「朝がくるとむなしくなる」も素晴らしかった石橋監督のんやから観たが……

恋人と思しき男女のいつも通りの日々……に見えるが、どこか漂う気まずさよ!って話

う〜む「朝がくるとむなしくなる」に「左様なら」と、長編作品は好きなん多いが、初期の短編は今まで観たんはどれも微妙かなぁ?なっていたマシンボーイ、本作もやっぱり微妙やったかなぁ
うん、ターニングポイントを迎えたカップルの微妙な気まずさを描きたかったんはわかるが、会話の内容に長年連れ添った感が一切無い上っ面さを感じたし……それ付き合って半年くらいの会話じゃね?
そのタイミングで何で手繋いでんのか謎すぎたし、あと……肝心の水面のシーンがよくわからなかったのよ、単に黄昏ていたワケやないんやろ?石橋監督なら何かしら深い意味があると思うんやが、マシンボーイには感受性無さすぎて……千葉かな?くらいしか考えられんかった
主人公ふたりがイマイチ好感度低くて共感しづらいのんも意図的なのか?とにかく10分程度の短編なんに謎の多い作品やったなぁ

でもその答えを明確にし過ぎないふわっとした作風が今では石橋監督の持ち味となっていて「朝がくるとむなしくなる」も非常に良い塩梅やったからね!持ち味が強みになるも、弱みになるも、本人の扱い次第ってことなんかね?
うむ、今後が楽しみな若い監督さんやからね、これからもそのオリジナリティを伸ばして活躍していって欲しいぞぉ!お芋ちゃんと一緒にね!ぺろぺろ

あ、本作の1番のマイナスポイントはお芋ちゃん不参加なとこかも……