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ザ・ファイブ・ブラッズのaka黄屑のレビュー・感想・評価

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)
2.7
『アメリカン・ユートピア』観る前にネトフリ『ザ・ファイブ・ブラッズ』(20年)観了。スパイク・リー作品は配信モノでも観られるモノは観る"俺達のスパイク・リー"な存在。メタスコア82で安心して観たらフツーに辛い戦争映画で動揺。154分は長杉だしちょっと困った。彼の作品でずっと感ぢてきた優しい視点が見当たらず「戦争モノだからかナ」とも思ったけど『セントアンナの奇跡』ではそんなことなかったし、辛辣になってきてるのカモ。『アメリカン・ユートピア』でV字回復できてホントにヨかった♪
邦題の"ザ"は"ダ"にすべきだったと声を大!(憤)
ただアルバム"What’s Going On"から6曲も取り上げたMarvin Gayeの使い方は流石だし、終盤に「Black Lives Matter」をリアルタイムでブッ込んだのは少しヨかった。
共同脚本のケヴィン・ウィルモットは『ブラック・クランズマン』『シャイラク』でもクレジット。原案の二人ダニー・ビルソン&ポール・デ・メオは『ロケッティア』が代表作(懐)
撮影のニュートン・トーマス・サイジェルは大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』も担当。
編集のアダム・ガフは『ROMA/ローマ』『アメリカン・ユートピア』でも担当した要注目の気鋭。
出演陣はヴェトナム戦争時の回想シーンも同ぢヒトが特にCG加工なく演ぢてるのが興醒め。イザイア・ウィトロックJr.はスパイク・リー作品『25時』『セレブの種』『ブラック・クランズマン』に出てる常連。主演のデルロイ・リンドーは『クロッカーズ』(95年)『クルックリン』(94年)以来のスパイク・リー作品。
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