CGなしデルロイ・リンドー(67歳)がチャドウィック・ボーズマン(43歳)と同年代って設定を真顔で見ないといけないのは『アイリッシュマン』(2019)の祟りだと思うんですけど、まああれです、舞台を見てるようなものだと思えばギリ脳内処理可能なレベルですよね。
『ブラック・クランズマン』(2018)がスパイク・リー作品としてはサービス精神の総量が多めだっただけで、この監督の作品としては通常営業な仕上がり。
15秒ぐらいしか出番がない(=誇張)ポール・ウォルター・ハウザーを除去してしまったら作品全体の印象がもっとウェットな感じになったと思われ、あらためてあいつスゲーよ。
※なお「キャラのネーミングがテンプテーションズ由来」って自力で気付けなかった悔しさをどう表現すればいいのでしょう。マジでノーマン・ホイットフィールド時代の彼らへの愛、こんなに(メイちゃんが大トトロのサイズを表現するときの)こーんなにでっかいのに!