あゆは

健康でさえあればのあゆはのレビュー・感想・評価

健康でさえあれば(1966年製作の映画)
3.5
眠れない夜に怖い本を読んでますます眠れない『不眠症』、大混雑の劇場で理不尽に揉まれおかしなCMの世界に迷い込んでしまう『シネマトグラフ』、近代化の弊害に揉まれる人々をシュールに描く『健康でさえあれば』、3組の人物が田園で不幸の連鎖を織りなす『もう森へなんか行かない』。ピエール・エテックスの短編オムニバス作品。

幕間が劇場風に繋いであり、60分で短編4本ながらも満足度が高い。小物ひとつまでオシャレでシュールで、目の付け所が割とブラック。あ〜あ言わんこっちゃない…とクスクス笑える小ネタの連鎖。シネマトグラフが一番笑ったかな〜、いや、でもどれも魅力的だったなぁ、、!ポスターもいいしタイトルも良い。
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