真世紀

プレイガールの真世紀のレビュー・感想・評価

プレイガール(2003年製作の映画)
2.6
往年のお色気アクションドラマが映画で復活。プレイガールメンバーは佐藤江梨子、加藤明日美らグラドルとリーダー格の床嶋佳子の五人。普段は婦警の彼女らは特殊犯罪捜査チームPGとして秘密捜査活動。次の指令は富豪の子女を狙う誘拐ビジネス阻止。被害届を出さずに金を払ってしまうため、警察は動けぬこの事件に乗り出す…。

元ネタのドラマは未見。冒頭、トロンとした表情(捜査のための偽装中)でのダンスで180度開脚披露のサトエリなど期待はさせる(何を?)。サトエリ、劇中ではナースやスチュワーデスのコスチュームを披露。さらにはEDでは白ビキニのサトエリはじめ、なぜか皆ビキニ姿でジムで運動してたり…ってあたりはともあれ。

プロレスファン的には敵役・三姉妹に大向美智子(レスラーとして苦手なタイプだが、さすがタッパがある分、黒のロングコートや背中から剣取出したりは映える)、石川美津穂、さらに一人背の低いガングロと思っていたら藤田愛、そして誘拐される青年がマッスル戦士・酒井一圭、さらにEDのキャストにどこにいたか桜花由美と話の種には…。

が、全体が話の展開含め、何かとゆるすぎ。特に格闘アクションがほぼ全てカクカクなスローモーション処理とは。三姉妹のやられ方も蹴りで優勢だった石川がロープの束に知らずに足踏み入れてロープを引かれて…とだいぶベタ過ぎ三連打。焼き畑農業的リメイクはいい加減にね。
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