ブルーフィルム界の黒澤明と呼ばれる男の物語。昼間は世田谷区役所第六出張所に勤めながらエロ映画を撮影してるようだ。
「若妻日記」というタイトルだが、若妻が登場するのは回想シーンのみ。
ブルーフィルムに出演した民子（梓ようこ）と16年前に別れた若妻の洋子（小川恵）がそっくりなため、民子に洋子の幻影を追い続けるという話なのだが、全然似てないのでは？
マジックミラーのシーンは爆笑、民子の部屋のインテリアがバリバリ70'sでオシャレ。ティッシュの箱も可愛い。チョイ役の影山英俊もリンリンランランのようなヘアバンドで登場。
終盤の新宿東口の俯瞰、カメラのさくらやが懐かしい。映画スタッフが屯する「喫茶室 里佳」も新宿にあったのだろうか。
「風立ちぬ」のバックに流れる音楽がとても良いのだが、音楽担当の高田信とは何者なのか？誰かの変名？
映画系サイトのクレジットでは梓ようこが「並木良子」という役名になってるが「並木民子」が正解。
