Lily

哀愁しんでれらのLilyのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
3.8
はじめてのアマプラでレンタル!
アプリからはレンタル出来ない仕様、面倒なんでどうにかなりませんか?
まぁ子どもが勝手にレンタル出来ちゃったりは困っちゃうんだけどね。

ざっくりあらすじ。
児童相談所で働く主人公、小春。
普通に暮らしているある日、信じられないくらいの不幸に見舞われてしまう。
不幸の最中、電車に轢かれそうになっていた男性を助けるのだけど、彼はなんと開業医。
その彼、大悟は男手ひとつで一人娘のヒカリを育てていて、小春たち家族にもとてもよくしてくれて、あれよあれよという間に結婚。
とてもうまくいっているようで、不穏なことが多々起きて...という感じ。

後半からの恐怖加速度こわ...
狂っていくって、なるほどこういうことなのか。
COCOちゃんの演技があまりにも素晴らしすぎてびっくりした。
この映画を土屋太鳳が3度断ったようだが、そりゃそうだわw
ただ、土屋太鳳だからこそより狂気的なんだよなー。
キャスティング素晴らしいね!!

さて、ここまではネタバレなしなので、見てない人は回れ右のネタバレ満載のレビュー開始ぃ!!!


























とても面白かったのだけど、私的には点数爆上げじゃない理由。
最後になんであんなことしたの?っていうw
いやいやいや、バカがどうとかまぁわからなくもないんだけどさ?
流石に必要性がわからん!
ヒカリに対する嫌がらせがどうこうなら、金持ちだし転校で済むじゃん。別にみんな殺す必要がないでしょ。
あ、ヒカリがくーちゃんを突き落としたって証言出たからってこと?
いやいやそれでも、この親ならそんなことしてないって信じきってるんだし、ここまでする必要性はやっぱりわからん。
そもそも親がちゃんとしてなきゃ、ヒカリと一緒にいれないわけで。
そんなん考えるでしょ...
私も親だし、子どものイジメ?嫌がらせ?みたいなことでどうするのが正しいことなのか、ってことはあった。経験あります。
でもさ、盲目的に子どもを信じるのが全てではないよね。
この世に生きている全ての人間は、誰かから産まれた子どもなんだし。
まぁ今作の大人たちはみんな幼少期問題ありすぎだから仕方ないのかな。
いや仕方なくはないんだけどさ。

子どもの狂気って怖い。
とにかく嫌な気持ちになった。
なんか、小春には幸せになってほしかったから悲しかったな。
Lily

Lily