このレビューはネタバレを含みます
結婚生活の中で徐々に些細な疑念が肥大化しやがて確信に変わるまでの流れは結構好きだった
ただ、無理やりオチをつけに行ったかのような安易なラストは急に陳腐だし意味不明
説明されなくてもわかるインスリンのくだりなんかはわざわざパッケージをうつしてまで丁寧に答え合わせをするくせに、主人公の感情の機微に関しては全く触れないもんだから置いてけぼり感がすごい
土屋太鳳がどんな葛藤を経てあの行動に辿り着いたのかの過程が一番興味を引くんだけどなあ
キャストの演技は絶望的だったけど、田中圭の優男っぽい見た目とサイコパスな言動は割とハマってた