ウィンプスハンター

哀愁しんでれらのウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
3.8
《その先の死ンデレラ》

土屋太鳳が何度もオファーを断った後に、覚悟を決めて出演したと言う本作。
映画館で予告観てただならぬ感じをヒシヒシと感じて気になっていた作品でした。

タイトルにシンデレラと付いているだけあって、ベースはシンデレラストーリー。
そんなに一気に悪いこと起きます?ってくらいに立て続けに悪いことが起きた主人公。
そんな彼女のもとに現れる金持ちすぎる王子様。
そして幸せに暮らしましたとさ…にはならずに、そこから始まる本当の狂気の物語。

とにかく何と言っても子役の演技が凄すぎる。
もう凄すぎてマジで見ながらイライラが止まらないです(笑)
このガキ…と言う苛立ちMAXでした。

田中圭もつい最近『女子高生に殺されたい』を観たばかりだったから、もうサイコパスなイメージこれで完全に取れなくなりました(笑)

土屋太鳳は素晴らしかった。
今までは優しい感じのイメージしかありませんでしたが、完全にイメージぶち破る狂気の演技力でした。

どんどん重なる不吉な前兆。
見ながら感じる『何かヤバイことが起きそう…』。
ラストに待ち受ける前代未聞な激ヤバ展開はビジュアルのインパクトが凄かった…。