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哀愁しんでれらのENSANのレビュー・感想・評価

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)
3.5
石橋凌再び…!笑

土屋太鳳演じる主人公『小春』は児童相談所で働いている、過去に両親が離婚し祖父·父親·妹と暮らしている。
ある晩祖父が浴室で倒れ家族で車に乗り病院へ向かう、途中父親が運転する車が通行人を避ける形で事故を起こしてしまう…実は父親は飲酒運転していたり、家は蚊取り線香が元で火事になったり…彼氏に泊めてもらおうと家へ向かえば職場の先輩と浮気中だし、一晩で色々な事が無くなってしまった小春はふらふらと歩いていて気がつけば踏切に。
遮断機の中で倒れている男性、締まり始める遮断機…近づく電車。
小春が助けた男性は開業医だった、助けた事がきっかけであっという間に二人は恋に落ちシンデレラストーリーが始まる…のだが…

『目の色がおかしい家族の絵』というインパクト大なポスターが記憶に残る作品、Amazonにあった!ラッキー!ラッキー!?ラッ…うーん、うーん笑
見始めればぐいぐい引き寄せられて頭の中では色々と予想が飛び交う、見終わると訪れる『ズン…!』という音がしそうなボディーブロー感!
パワーが無いと持ってかれる、危ねぇ危ねぇ笑

途中途中挟まれる『ハッキリ見せない』『ぶつ切り』演出が考察と妄想を掻き立てる、嫌いな人もいるかもしれないが最近そういう感じも受け入れられるようなった。

個人的には再生と破壊が繰り返された後に訪れる『アレ』は映画『ファウンド』を思い出させた。

これは『シンデレラ』じゃない『哀愁しんでれら』なんだ。
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