氷の上のサイコ夫 vs 氷の下の妻。
穴がひとつしか無いモグラ叩きでしょうか。圧倒的な形勢差、夫が一体どんなドジ踏んで逆転されるかを見せてくる70分
妻にスーツを着せ、厚い氷の張った湖にポイする。つまりダイビング中の事故死に見せかけようとしたんだけど、水面と氷の間には隙間があるので諦めずに粘る妻。そう言や「プール」って映画もありましたっけ。あれの天然氷カバーバージョンですかね🤔
なかなか死なない妻に痺れを切らし、もう偽装なんか知るか💢と普通に殺しにかかろうとする夫。でも今度は氷が妻にとっての防壁になってくる…
「こうなるまでに一体何があったのか」を回想で説明してくれるんですが台詞ナシでやってのけてます。特に複雑な話じゃないとは言え頑張りました💮映像で分からせるってのはこういう事なんだなぁ。厳密には一言だけあるんだけど、スゲーどうでも良い台詞だったしカットしちゃえば良かったのにね。スマホの画面シートに一粒だけ入った埃みたいでなんだかムジムジする
全体の5割方をスロー演出で引き伸ばしまくってるのがちょっと面白くて。凍傷で指がモゲた後も相変わらずスローなので、「手のひらに握り込んで隠してる指」まで鮮明に映っちゃってます。この気マズさ新感覚
地味だし退屈っちゃ退屈だけど、短い尺と女優さんの綺麗さで何だかんだ観れてしまう。こういうユニークなのに当たると嬉しい
