ねこねここねこ

アオラレのねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

アオラレ(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の女性に全然共感できないからなかな入り込めない。
ルーズな性格なのか大事なお客さんが来るのに目覚ましもかけないで寝て、遅刻しそうでも「今電話しようとしてたの、間に合うかもしれない」とか嘘つく時点でこの女性の人となりはこんなもの。
その苛立ちを過剰にぶつけた相手がたまたまサイコパスで次々殺人を繰り返すわけだけど、ガソリンスタンドでも車のドアに鍵もかけず、スマホもロックしてない。もう自業自得な状況でますます同情は出来ず、この女性と多少でもかかわって亡くなった人の方がよほどお気の毒。
しかも誰を殺すか聞かれて全く罪もない、度重なる遅刻で自分をクビにした顧客の名前を挙げたりともう最悪の女。
この主人公がやられればいいのに。
最後もガレージの車を入れ替えて大人しくして警察に任せておけばいいのに、自分で相手しようとするからややこしくなる。
(まぁそれが映画なんだけどね)
そして最後のシーン、自分に関わったせいで亡くなったたくさんの人たちに申し訳なく思うでもなくせいせいした感じなのもなんか入り込めないなぁ。
終始冷静な息子が気の毒だし、離婚しようとしてる夫は大正解。
ラッセルクロウの激太りに唖然とした印象しかないけど、失うものが何もないサイコパスは怖いね。
クラクションは極力鳴らさないようにすべきだね。