鍋レモン

アオラレの鍋レモンのレビュー・感想・評価

アオラレ(2020年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
「グラディエーター」のオスカー俳優ラッセル・クロウが、あおり運転の常習犯を演じたスリラー。

寝坊してあわてて息子を学校へ送りながら職場へと向かう美容師のレイチェル。車を運転する彼女は信号待ちで止まるが、信号が青になっても前の車は一向に発進しようとしない。クラクションを鳴らしても動じないため、レイチェルは車を追い越すが、つけてきた男から「運転マナーがなっていない」と注意されてしまう。謝罪を求める男を拒絶し、息子を無事に学校に送り届けたレイチェルだったが、ガソリンスタンドの売店でさっきの男に尾けられていることに気づく。レイチェルは店員から男があおり運転の常習犯であることを警告され……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“これが、あおり運転の最終形態”
“たった一度のクラクションが、すべてを変える”

「これがあなたへの礼儀よ」

⚪感想
スリラー作品。

煽り運転がテーマ。

オープニングと共にレイチェルの家族もめが中々長く、何も知らずに観ていたらチャンネルを替えてしまうようなレベル。
『激突』がある意味名作なのがわかる。

レイチェルは寝坊するし、夫と揉めてるし、寝坊のせいで仕事を失ってるし、携帯にはロックかかってないときてどうしょうもない。
煽られた原因も青信号になって進まない車を怒りに任せてクラクションを鳴らしたせいであり、息子を載せているにもかかわらず自分の非を認めず謝らないからである。

煽り運転の男はあらすじにあるような煽り運転常習犯ではなく単に異常者。あと少しでR指定ぐらいやる。

ラッセル・クロウの鬼気迫るような演技がとても良かった。
それにしてもよく出演したなと思う。



⚪以下ネタバレ



煽り運転男はもうなんか吹っ切れているので殺しぶりが凄い。
弁護士コップでぶん殴ってから何度もテーブルに顔を叩きつけたり、人質のように抱えていたレイチェルの弟の彼女を彼の包丁に刺させたり。

キャンディの付いたハサミでぶっ刺しそうだなって思ったらそうなって終わった。

最後クラクション鳴らさないシーン撮りたいがために、警察から直ぐに帰され病院にも家にも送って貰えない親子面白い。

⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
ルイジアナ州ニューオーリンズ。レイチェルは15歳になる息子カイルと一緒に暮らしていた。そんなある日、車でカイルを学校に送り届ける途中で、レイチェルは前を走っていた車が青信号になっても動き出さないという事態に遭遇した。レイチェルはクラクションで信号が変ったことを伝えようとしたが、それでも車は動かなかったため、やむなく追い越すことにした。ところが、前の車の運転手は追い越しに逆ギレし、真摯な謝罪を求めてレイチェルを追いかけてきた。運転手の行動は徐々にエスカレートしていき、レイチェルは想像を絶する恐怖を味わうことになる。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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