このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞
もっとポップなストーリーかと思ったらまさかのバイオレンスアクション全開作品。
〝やっつける〟ではなく〝確実に仕留める〟
逆に犯人たちが可哀想になってくるぐらい躊躇なく殺していくのは、ある意味気持ちがいい展開でした。
色々と深読みしてみたものの何も答え合わせをせずに終わったのが消化不良。
そもそもナチスを崇拝しているあいつらはなんだったんだ?なぜリーダーはあんなに鍵に拘ってた?
ベッキーの元々あった狂気性が鍵で覚醒した?
分からないまんま、鍵を見てニヤリと終わったから解釈しようがないけれど、意味ありげにばら撒いた伏線が宙ぶらりんなのはスッキリしない。
続編の予告ムービーを観てみたけど、楽しそうな映像でなんのヒントも得れませんでした(笑)
しかしナチ狂リーダーが絶妙に気持ち悪いのがいい味出してたなぁ。あのあからさまに狂ってるではなく、じわじわ気持ち悪い思想を語る感じにゾッと恐怖を感じる。
色々と突っ込みたい事はあるけれど、そんなに悪くはない。もうひと押しあればきっともう少し面白かったんじゃなかろうか。
垂れ下がった目ん玉はハサミで切るより包丁でスパッといったほうがいいんだぁと思った、そんな映画でした。