おれさま

BECKY ベッキーのおれさまのレビュー・感想・評価

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)
3.1
"I will stay by your side."

最初、アマプラでベッキー検索したらあいのりが出てきてとても懐かしい感情になりました。こんばんは。映画を観ることになかなか時間を割けず、毎度空いてしまっております…。

というわけで、スーパー13歳が織りなす、
復讐のぎったんばったん。
ツリーハウスからリスと定規と色鉛筆。
こういったタイプの悪役は、総じて冴えないし弱いのが安定ですが今作も漏れなく。
とまあ、全体的に評価は高めなようですが…

ももも、もどかしい。
両者ともに、もどかしい!!

本音はもっともっと、父親に対する思春期真っ只中な女子の気持ちを表現して欲しかった。尺の都合なのか、思春期と親の死を繋げて語るにはちょっと浅すぎる。
もっとやれ、もっとできると心は騒ぐ。
けれども感情移入には足りなさすぎる。

グロシーンにおいて、画面中央ずらして直接的表現を避けているような撮り方は残念。子どもが出ている映画だからこそ仕方ないのかも。年齢制限的に、この子役は映画を観ることができたのでしょうか?笑

息遣いのような演出は13日の金曜日を意識してるのかなとも。ホラーリスペクトも感じますが…目新しさを求めるのも酷かなあとは思いつつも。

続編が今年の5月にアメリカ上映。
さあて、こっからどれだけ血みどろ映画に仕上がるか。もう既に若干評価が低めなのが気になりますが…笑

13歳か。思春期、迷惑かけてなんぼくらいに捻くれた思考だったあの頃。今でも覚えてる。単身赴任の父親、そして帰りの遅い母親。夜ご飯は常にコンビニ弁当を22時過ぎに。
それもそれで良い思い出。両親の仕事に対して、誇りよりも憎しみを抱いていたけれど、働いてわかる、家族のためにあるその姿。
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