すー

BECKY ベッキーのすーのネタバレレビュー・内容・結末

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

メモ:舐めてた相手が実は殺人マシンでしたの系譜。…だと思う。

今回の被害者は目的のためには殺人も厭わない脱走囚集団。彼らは要するに舐めてたんだけど、殺意の波動に目覚めたベッキーは規格外の化け物だった。
技術E力E知力B攻撃性SSSって感じで。相手のキャラクター等は一切考慮しないその修羅っぷりが光る。
根はいい奴そうに見えようが、1度見逃してもらおうがそんなものは関係ない。鬼に逢うては鬼を斬り仏に逢うては仏を斬る鬼神っぷり。そんな13歳のベッキー•フーパーですが、ところでフーパーって嫌な予感しませんか?ベッキー以外で唯一知ってるフーパーはトビー・フーパーなんですけど。



ジョン・ウィックやミスター・ノーバディとの違いは、その強さに根拠が無いことだと思う。あの人たちは過去にそういう職に就いていたわけで、昔取った杵柄で暴れている人達とベッキーは違う。
ベッキーはどこにでもいそうな反抗期の可愛らしい女の子で過去に特殊な訓練を受けているわけでもない(と思う)。
でも全然殺る。

「鍵はどこだ?!」
「ここだよ!!!(目ぇグサァーぎゃあああ)」の流れるような羅刹っぷりはちょっと笑えた。
すー

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