あの大ヒット恋愛パニック映画が東京湾を舞台に見事に再現されていた。本家の３分の１の尺にも関わらず、キャメロンが魂を削って撮った名シーンの数々が超高クオリティの文化祭レベルで再現されており「一体何を観ているんだ？」と自問せずにはいられない。
一見ふざけた作品のようだが、強いメッセージ性もあり、現代に生きる人誰もが共感できる内容だろう。
そしてこの作品を語る上で外せないのが劇伴だ。感動する場面で鳴り響く不協和音は著作権を回避するために客の涙を切り捨てたと考えるだけで胸が苦しくなる。
素晴らしい航海をありがとう。
