向こうのテレビドラマのような感じがする。
だっていきなり始まり、ラストの感じも中途半端。
まぁそのへんは仕方なかろう。
今から約7年前は、フランスでも同性愛はあれだけ特別な目で見られてたんだなぁ。
とにかく周りの嫌悪感が凄い。
主役2人の性格や姿勢も対照的。
好きな男の子のことを正直に認められるネイサン。
だから学校でもいじめられてしまう。それでも立ち向かうところがカッコイイ。
息子の真の姿を知り、戸惑いを隠せず苦しむ父親。
それでも愛する息子には変わりない、受け入れようと努力するところは認めましょう。
一方、同性愛に否定的な父親の元で育った為、堂々と自分の気持ちに向き合えないルイーズ。
表向きはゲイを嫌う振りをし、家族公認のガールフレンドまで作っている。
最後は自分や周囲に嘘をつくのに疲れ、少しずつ前を向いていく。
ルイーズの母親が良かった。
あんな父親と一緒にいたら、みんながダメになってたと思う。
主役2人が美形なので、それだけでも目の保養になります。
