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Playing the Taar(原題)
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『Playing the Taar(原題)』に投稿された感想・評価

川が流れていて、そこで、染めた織物の毛玉を洗って、干して機織りで折るのが女の役目のようだ。この映画の最初に2000年と出ていた。アフガニスタンでイラン国境に近い山肌が見えるところのモスリム の古い慣習の中で生きているタクメン民族が住むところらしい、17歳の女性アイに焦点を当てた映画。

多分この監督はアフガンの山間部の現状を訴えていると思う。特に、女性の地位、17歳で妊娠させられる。もっと本を読みたいがもう字が読めるから学校に行かず機織りをせよと言う父親。母親、妹と毛糸の色を染めて機織りに専念して毎日毎日カーペットだけを作る。
自宅のなかにいても、髪を出していることを許さず、スカーフを被らなければならない。外に出ては、ブルカを父親にあてがわれ、山道、勾配の厳しいところを登って行くのに、前がみにくい。父親は、他の民族との戦いの終結のため、アイをある男に与える。
ここのイスラム教では四人まで妻を娶ることができるが、この男は17歳の娘を娶りたいため、一番最初に結婚した女を『母親』という立場にする。基本的人権がテーマの映画をみると、勇気をもらうが、正直言って、『オサマ』(2003年)というアフガニスタンの映画と同様にしばらく映画を見たくなくなる。一番酷いシーンは男は17歳の女性を妊娠させ、産み月に入ってるのに律法違反(この意味がよく理解できなかった)だといいだし、出産する場所を与えず、実家の父親からも追い出され、彼女はあるボロ小屋で一人で叫びながら、子供を産むシーン。そこで、映画は終わるが、彼女と子供の将来が見えなかった。それに、伝統的なTarという楽器を弾くシーンがあるがこれが、この作品とどう関連してくるかが理解できなかった。もう一度観れば理解することはできるけど観るのが辛いね。