2015年フランス／23分
あらすじ
60代初老の男が一人、道沿いのレストランで誰かを待っていた。そこに、疲れた若い女が一人やって来る。男は女に「途中まで一緒に行かないか」と誘い、女はその誘いを受ける。
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ワケありの老いた男と若い女の旅。
それぞれが行き着く先はどこか？ が気になり、物語にのめり込んだ。
どちらもクセがある人物だが、2人の距離が縮まっていく過程が短い時間でしっかり描かれていると思う。
次第に明らかになる男の秘密、旅の目的。
そしてラスト。何より、その切れ味が素晴らしい。
衝撃が冷めた頃、タイトルの意味とともに感動が押し寄せてきた。
短編のはじまりと終わりは、強引なくらいでいいんだ。そう思える一編。
