1997年テレビ映画(HBO)
原題The second civil war
第二次南北戦争
多人種が住むアメリカでのマイノリティとマジョリティ。
難民、移民、不法滞在者の受け入れをめぐり政府と州の争いだけでなく、視聴率至上主義のテレビ局の三つ巴の痛快風刺コメディ。
笑えるけど笑えないし、実に今日的というかタイムリーな作品。
製作当時、アメリカ国内で既に大きな分断が起きていたのだろうけど、
その後ひらかれた自由の国からアメリカンファーストになり国境に壁が作られる…ことをどれだけの人が予想していたのだろう。
最後のテロップによるマスメディアへの皮肉も効いている。
政治もマスメディアも一体何処を向いているのか(日本もだけど)