このレビューはネタバレを含みます
舞台は大阪、西成区。12歳のちほは大家をしているおばあちゃんと二人で暮らしている。父親は家を出て行き、母親は病気。ある日ちほは足を悪くしたおばあちゃんに家賃の取立てを頼まれて引き受けるが、アパートの住人はヤクザ、泥棒、ホスト、アル中等クズばかりで一筋縄ではいかない。それでもなんとかやっていく中の成長と人間ドラマ。とても良かった。普通にちほ強いし凄いし、おばあちゃんもめちゃくちゃ良い。大阪って確かに柄悪かったり実際悪い人も集まってるイメージだけど、優しさも際立って見えるコントラストの強い街。