まりぃくりすてぃ

国産洋画劇場「六城」のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

国産洋画劇場「六城」(2018年製作の映画)
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◇前編 3.9点◇
25分間のうち20分間ぐらい私は泣いてた。特に、キス。友近ぁ!

[☝☟YouTubeで観れるよ。『ロッキー』そのまんまなので、本家のを観てない人はゼッタイ観ちゃダメ。『タイタニック』そのまんまな『国産洋画劇場 船と氷山』も観たけど、私はこっち『六城(ロクキーと読みます)』が気に入った。]

◇後編 2.7点◇
生タマゴがっかり。ずっと前に『ロッキー』に感動してゆでタマゴ23個食べて病院に運ばれたことのある私としては、「えっ、カット割るのかぁ? しかも、一気せずスキヤキで? 途中で終わるし。ワンカットで本家のとおりに撮れ! それでも芸人かぁ?」と大減点。可愛らしく呑みやすくウズラのタマゴを使うという手もある。
マグロで持ち直す。面白いよ。。
突然の『ロッキー4』の混入に、とまどう。(まあ、映画としての唯一の傑作が『1』、試合の迫力と音楽では『4』が出色、というのがロッキーシリーズの正当評価なので、1+4に、反対はしない。)
お、こう来たか、という試合は、まあまあ。
最後がダメ。さん付けなんてどうでもいいじゃん。ここ致命的。それよりこういうふうによろしく。「遠藤リアン! 遠藤リアーン!」「やっとフルネームで呼んでくれたのね」「そうだ、遠藤リアーン!」

◇総評◇
主題曲が幸せにしてくれた。
秋山竜次のシルベスタ声と、友近の友近力(もちろん演技力含む)が、惹きつけてくれた。ゴラド役もいい男。
だが、せっかくの友近力 (美しく撮られることもできる人) を映画が (キス以降) 最終的には活かしきれず汚く撮って、もったいないな。。
友近の斜め後ろにいた観客が私の従姉妹そっくりだった。従姉妹似加点あり。

◇雑感◇
東京の(私にとって他のどんな飲食店よりも大切な)ロシア料理屋約9軒がコロナ禍でつぶれないかパトロール継続中。コロナ明けたら毎晩毎晩ウォッカ飲みに行くぞ! 日露合作ハチ公映画にも期待!