スズナリ

スクープ・悪意の不在のスズナリのレビュー・感想・評価

スクープ・悪意の不在(1981年製作の映画)
3.6
マスコミによる報道被害をテーマにした作品。情報提供者の知られたくないプライバシーを晒したことでその人が自殺するなど考えさせられるシーンもあるが、前提としてきちんとした裏付けもせず半ば思い込みで突っ走った記者がどう見ても悪いからヒロインに同情出来なかったし、ポール・ニューマンの『復讐』が分かりづらかったのが惜しい。悪くはないけど、骨太になり損ねた社会派のエンタメ作品といった感じだった。
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