McGuffinマクガフィン

スクープ・悪意の不在のMcGuffinマクガフィンのネタバレレビュー・内容・結末

スクープ・悪意の不在(1981年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

報道とは真実ではなく操作された情報。
捜査の生贄。

記者って嫌な仕事だな。
正義のために罪を犯す。

テレサが早朝、ご近所の新聞を裸足で回収する姿にやりきれない気持ちになった。

報道でプライベートが明かされることを
〈世間にレイプされる〉と表現していたのがまさにそうだと。職場や学校などの人前で恥をかかされたとかの比ではない。

特捜班は殺人犯(殺されているかは不明)を捕まえるために自殺者を生み出した。

嫌な面もあるけれどたまには悪党をこらしめることもできる。それが報道。

『自分が何者かを新聞に決められるのはごめんだ』

ミーガンの記者としての未熟さ、浅はかさが目立つ。ついには自分が記事に描かれる立場に。