Yuri

いのちの停車場のYuriのネタバレレビュー・内容・結末

いのちの停車場(2021年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

70代の大渋滞(爆)色んな意味で地味に大火傷しまくっている人たちを観ているだけでこっちもちょっと飛び火させられた気分になっちゃう映画。吉永小百合ありきで作ること自体もう時代錯誤で成立しないのを現場はいまだに理解していないのか?とがっくり。成島監督や平松さんが大火傷したこと観たことなかったので、何が悪かったのだろう?→吉永小百合ありき思考だろうという結論に落ち着いてしまいます。まず、吉永さんの父親役の田中泯さんが吉永さんと同学年。西田敏行なんかまさかの吉永さんより若い(爆)モンゴル屋さんも70代だし、これが老老介護という日本の実態なのだろうけど、いやいや「すげーばーちゃん来たなって思うよ絶対」と突っ込みながら観ていました。咲和子も野呂くん(松坂桃李)も色んな意味で医師のアウトライン土壇場で超えちゃう人たちだから医師には向いてないし。吉永小百合ありきが強すぎて色々なエピソードの扱いが凄い雑だし、10歳から会ってなくて顔も覚えてなくて3日間しか一緒にいなかった人にハグ求めるのも不自然だし「頭金用意してきました!」って頭金だけ!?ってなったし、クラウドファンディングとかしないのって思ったし、もうすごいゆるふわな世界に生きている人たちを遠目で眺めていました。普通の人が介護直面して初めて辛さわかったというのは良いのですが、救命救急医の管理職としてキャリアを全うしてきた咲和子はそれじゃダメだよと思わざる得なかったです。それに皆、通常運転だったけど、これでどうして日本アカデミー賞にいくつかノミネートされてるのか?全く持って意味不明。
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