このレビューはネタバレを含みます
リアリティの欠如が甚だしく、全体的に浅い。
●序盤の小さい子が運び込まれるシーンで、(医者や看護師に止められるという演出もないのに)母親が処置室に入ろうとせずあわあわしているだけなのが非常に不自然。本来すがりつくのでは?演出がダメ。
●小百合とお父さん、大して年齢が変わらないようにみえる。
原作があるのか知らないけど、原作(もしくは脚本では)主人公の年齢設定が小百合より下なのでは。こういう細かいところの辻褄が合わないと興醒めするのでやめてほしい。
●桃李が小百合を追って病院にやって来たくだりも、あまりに淡々としすぎ。わざわざ追いかけてくるほどの二人の絆を感じられるエピソードではなかった。
●石田百合子が死ぬ時もあっさり&綺麗に描きすぎている。
「このシーン必要?」の連続で、ついに「この映画必要?」となる_:(´ཀ`」 ∠):