偏屈くん

いのちの停車場の偏屈くんのネタバレレビュー・内容・結末

いのちの停車場(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

安楽死について考えさせられる映画。
様々な訪問医療のケースにそれぞれの看取りがあり、死生観について問いかけてくる。
最後の最後には自分の親を痛み苦しみから解放してあげたいと安楽死を考えるが思いとどまる。
ここで死生観、安楽死について考えさせられるピークを迎える。
結局思いとどまるのは映画として何が伝えたかったのかよくわからない感じになってしまっている。
良い悪いに関わらずここは安楽死を選択するべきだろう。
わたしならどんなに苦しくても娘がそれをしてしまったら娘の人生が台無しになる。
そんなことを娘には頼まない。
自分はあの歳になるまで平々凡々と人生を楽しんでおいて、最後苦しいからお前の人生めちゃくちゃにしていいか?ってことだからねぇ。
そういう色んなことを考えさせるのがこの映画の意義だろうと思う。

まあ、安楽死選択しないでも十分考えさせられてはいるんだけど笑