このレビューはネタバレを含みます
『立ち止まって考えてみる。映画』
《あらすじ》
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。 これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。 久々に再会した父(田中泯)と暮らし、触れあいながら「まほろば診療所」で在宅医として再出発をする。
《感想》
面白い!!
命を救う。同じ事をしている筈なのに、どこが違うのか。。。
同じ治療をしている筈なのに、どこが違うのか。。。
忙しい大病院、
小さな診療所、
どちらが正解不正解ではなく
請け負ってる責任と担ってる部位が違う。
で、
主人公はバリバリの大病院の医者だったので、次々と運び込まれる患者に最適解の治療を施し命を救い続ける毎日。
が、
一転して小さな診療所勤務となり、
最先端の医療で命を延命するだけではない、個々に合った心まで寄り添った治療が求められる。最適解が1つではない事に困惑するが、
その内、向き合った分だけ自分も葛藤しながら治療を施していく面白さにも気付いていく。
患者と
治療者と双方にリスペクトを持ちながら
より個々的で、より寄り添いあった濃厚な人間ドラマが巻き起こるので、面白かった!
うーむ
人間味があって素晴らしかったです!