好きな子とのデートよりも余韻がやばい。
一言で言うなら和製LEON
とにかく綾野剛の演技がうますぎる。
小野真千子との相性は抜群。
小倉トーストとブラックコーヒーぐらいあう。
舘ひろしはガチで良し。かっこよし。
今回は危ないデカではなく優しいヤクザ。
緊張あり、緊張あり、笑いあり、緊張あり、緊張あり、涙あり。
ゼツミョーな緊張と緩和。
ヤクザっていう生き方を選んで時代に翻弄される主人公の一生を、3つの時代構成と2つの家族観で生々しく、重々しく、描いてる。
「この俺が泣いているだと」シクシク。
男の子なら思わずラオウみたいになっちゃう。
退屈な日々の暮らしに中にある「小さな幸せ」について考えさせられる作品。
ハッピーエンドとかバッドエンドとかチープな言葉では決して語れないが、敢えて言うならバッピーエンド。
現代に生きる若者にこそ見てほしい一本。
ぜひ劇場へ。