今年観た邦画では一番好きかも。
映像にしっかり迫力があって、変な言い方だけどマフィア映画見たときのような高揚感がちゃんとありました。(伝わる?)
みんな演技がすごく良くて、綾野剛と舘ひろしはもちろん、北村有起哉や翼役の磯村勇斗(初めて知りました)も良い。
物語は沢山の人物と出来事が繋がり、しっかりまとまっていて気持ち良く見られました。まあたまに「いやタイミングよすぎでしょ」みたいな意地悪な気持ちが出ちゃうときもありましたが。あとほんの少し上映時間が長い……っちゃ長いかな。
そして、たまに入るコメディ的な描写もちゃんと面白くて笑いました。
今作は家族という繋がりを求めるヤクザの話でしたが「すばらしき世界」は元ヤクザと世間・他者との繋がりが描かれていて、こうした二つの映画が同時に公開されているのは面白いですね。