孤狼の血と比べるとヤクザの迫力が劣り、綾野剛の演技に不自然さが拭えない感じ。
そして、尾野真千子を学生でキャストするのは無理ありすぎやろ、、、
と違和感を抱きつつも、ラストにはしっかり映画に引き込まれていった。
最初の1.5時間は序章であり、本番はラスト30分。
ヤクザを美化することなく生きづらさを描く。義理人情では生きていけず、お金がなければやっていけない。そしてSNSが発達した現在、その生きづらさは足を洗った組員やその関係者にまで及ぶ。
一度足を踏み入れると中々抜け出せない。自業自得と言えばそれまでだが、そう言う組織や個人を社会が生み出している背景もあるのでは。
市原隼人にあう言う役させたらピカイチ。そして磯村悠斗と言う俳優がいい味出してた。