Dillinger è morto(原題)に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『Dillinger è morto(原題)』に投稿された感想・評価

あまりに、映画的、、、

こんな幸福な映画体験につきまとったのは、5.5時間の労働でした、何もない日に観たらさぞかし喰らっただろうな。

上映時邦題『デリンジャーは死んだ』
殆ど喋らぬ男、帰宅後の眠れぬ長い夜(+α)。料理し、テレビ見、本をめくり、銃を洗い、解体し、組み立て直し、色を塗り、妻を愛撫し、寝息に聞き入り、女中に手を出し、ス…

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意味の映画なんだよな。「これは実はこういう意味です」的な。
意味からかけ離れてこそ映画でしょ。
さっ

さっの感想・評価

5.0

『デリンジャーは死んだ』...おっさん一人のおもしろすぎる深夜自宅ライフ。フリフリエプロン姿で自炊、ついでにバラした拳銃もオリーブ油で和える。ヘビのおもちゃ(拳銃と同じカテゴリー)で眠ってる妻の尻を…

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doi

doiの感想・評価

5.0

時間も消え去って仮死にある家の中で活締めにされる俳優ピコリ、素晴らしい生彩を放つ。鮮やかに息を吹き返す殺し、趣味が高じてオレンジのタオルを腰巻きに飛び込む先で待っている料理人の椅子。死を招び寄せるの…

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moku

mokuの感想・評価

4.5

永遠に見てられるピコリのお家での過ごし方。
やる事いちいち面白いんだが、キレイにした銃を赤に塗装して悦に入り、そうだ!と白水玉ちょんちょん付けてくピコリ…かわいい。ぼうぼう胸毛で赤い白水玉銃を持つ男…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

5.0

【料理をしながら朽ちたリボルバーを解体する変態】
アテネフランセ開催の《中原昌也への白紙委任状》でマルコ・フェレーリの伝説的作品『デリンジャーは死んだ』が上映された。本作は、1969年のカンヌ国際映…

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ミシェル・ピッコリが美女二人と3人で住んでいて、その二人とほとんどからむこともなくピッコリが家でだらだらしているだけの映画。料理を作ってもすぐに辞めてしまうし、戸棚からピストルを分解して遊び、テレビ…

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私が映画を撮る時に信じているのは「社会」です。社会的な要素によって映画のショットはできあがると思うのです。
──ペドロ・コスタ『歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義』土田環編訳、ソリレス書店、…

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buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0

途中のアートの時間が長くてこれが永遠に続くのか…とダウンしかけたからまさかこんな爽快感あるフィナーレが待っていようとは思わなかったな。
でも途中のあれもパントマイムていうのか指でアレするやつも良かっ…

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