1.3倍速視聴でもやや冗長。しかし中味は詰まっていた印象。
アフリカ→北米→中南米→東欧→西欧→中南米という足跡と23年経過という設定も相まって結構な叙事劇風の仕上がりとなっていた。
音楽ゆえか明るく軽快な調子が支配的だったため、戦争やバイオレンス場面も強い緊迫感は生じずサスペンス的とは言い難く、ロングワイドなホームドラマという言い方がしっくりくる感じ。
ラストも過剰なウェットとはならない白人社会的ドライな再会でエンドとなったのは好ましく思われた。邦画であれば臭いお涙「強要」になっただろうから。