強盗団に立ち向かう警官と住民の奮闘を描いたクライシスアクション作品。
エミール・ハーシュが主演、ケイト・ボスワースがヒロインを演じ、メル・ギブソン、ステファニー・カヨらが共演。
最も強いカテゴリー5の超巨大ハリケーンがプエルトリコの首都サンファンを直撃。
住民の多くが避難する中、アパートに重武装した絵画強盗団が侵入する。
避難勧告に訪れた警官二人（エミール・ハーシュとステファニー・カヨ）とアパートの住人である頑固な元警察署長（メル・ギブソン）とその娘（ケイト・ボスワース）、訳ありの黒人、謎の老人、アパートの管理人が強盗団に立ち向かうが……
殺人をも厭わない強盗団と住人達のバトルが繰り広げられる。
ハリケーン直撃にもかかわらず、避難を拒んだ住民達にはそれぞれ秘密があった。
元警察署長たちが活躍する中、次々と撃たれていく住民たち。
誰が生き残れるのか分からず、ハラハラしながら楽しめた。
一方で、理由があるにせよ、本来であれば生き延びられたかもしれない住民が、警官の半強制的な協力要請によって命を落としていくのが可哀そう。
最後は警官が殺された住人の宝物を勝手に他人にプレゼントするなど、納得感が無い作品でした。
原題の「Force of Nature」はハリケーンとネコちゃんの二つの意味が込められているのでしょうが、最大の見せ場であるネコちゃんが……
見たかったです。
「嘘だろう どうやって売ればいいんだ」
2022.9 地上波・テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：田辺佳子 訳）
