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太陽がいっぱいのkantaのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.2
イタリアの美しい風景と音楽。殺人を犯していながらもその汚さを感じさせない端正な顔立ちと品のある美しい所作のアランドロンをなぜか応援してしまう。一枚一枚が絵になり見惚れてしまうくらい、サスペンスとして楽しむというよりクラッシックな映画を美術館で見てる感覚。

淀川長治さんがこの映画の違和感にホモセクシャルを感じると仰っていたのも、本人の自覚はなくとも憧れや嫉妬がそう映らせるように見えた。
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