グラッデン

太陽がいっぱいのグラッデンのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
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東京芸術センターの企画「青春のアラン・ドロン特集」で初鑑賞しました。大きなスクリーンで名作を観れることは、本当にありがたいことです。

イタリアを舞台に、貧しい家庭に育った主人公の米国人青年が、裕福な家庭に育った男を殺害し、その男になりきろうとする物語。

スクリーンに映されるイタリアの街々のゆったりとした雰囲気と、アラン・ドロンが演じる主人公が時折見せるバタつき具合が対称的にも見えました。

圧倒するほどの美男子であるアラン・ドロンが、自分ではない他人になろうとしているのだから、冷静に考えると凄い構図ですね(汗)

鋭い眼光は凶器のような危険さを覚え、整った顔立ちの美しさに震えそうになる。同性にココまでインパクトを感じることは記憶にないですね。

カワイイは正義!イケメンは凶器!