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太陽がいっぱいのmayaのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.6
なんだかよくわかんないけど病みつきになる。
ニーノロータのテーマを聞くだけで、夏のおわりの地中海の太陽のきらめきと、潮の香りが漂ってきて、淡いブルーで胸がいっぱいになる。こんなにも美しくて心地良いフィルムの中で、淡々と恐ろしい出来ごとが進んでいく気持ち悪さ。
1ミリも共感できないサイコパスと最後の「最高の気分だ、だってこんなにも太陽がいっぱいだ」の時の感覚を共有してしまうの、なんだか物凄い新鮮な感覚でした。
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