コバ

トッツィーのコバのネタバレレビュー・内容・結末

トッツィー(1982年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダスティン・ホフマンが見事。。。シルエットがちゃんと女性で驚いた

ずっと周りを騙している緊張感があるので普通のホッコリシーンも謎にドキドキが加わり見ていて飽きない。すごいテクニックだ笑

最後のドラマの撮影のシーンはまさにどんでん返し。視聴者側はタネを知ってるにも関わらず、登場人物達の驚き方が大袈裟でコミカルなので笑ってしまった

はーーでもこの映画のテーマは結構重い。結局解決してない部分もあるよね、主人公はちゃんと変われたのかイマイチ微妙だったし。変化した後を象徴するような行動がなかったからだろうな
そこはちょっと見たかった

日々電車に乗る度に恐ろしいオッサン達に出会いますよ
女性を物使いしてるんだよね、いつでもどこでも触って良い、突き飛ばす権利が自分にはあると思ってる。
この映画の院長キャラがまさにそう…レイプですよなあれ…怖い…なのに自分は真面目で正しくてダンディな男だと固く信じてる…ひえええ
実際ああいう人かなり居そう…全くやってらんねーよ

正直同年代の恋人でも道で触ってくるやつとか氏ねと思います
俺の女だ的な思考回路がね。
一見恋人なら普通じゃんと感じるかもしれないが、対等であるはずの相手をモノ扱いしている行為…。いかにそれが無礼で気持ち悪い行いかわかってない

しかも困ったことに女性側は嫌だったとしても平静を装いニコニコやり過ごしてしまう事が多々ある…逆上されたら勝ち目などないからね。暴力怖いし

でもトッツィーは鉢植えの植物とか投げてたし、あんくらいの度胸とか物おじせず即座にやり返す決断力が欲しいものだ…頑張ろう強く生きようと思えました


あとビル・マーレイは相変わらず良い。コメディ要員ですな
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