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トッツィーのparkoldiesのレビュー・感想・評価

トッツィー(1982年製作の映画)
3.9
レビュー書くの怠ってて去年の夏からマークしてなかったので、これからは無理のない範囲でこまめにマークしていきます笑


それなりに面白かった。
80年代アメリカのフェミニズムの波を象徴するかのような作風だった。社会的に弱い立場にある女性が強く生きていくという映画から社会的に強い立場にいるはずの男が女になることで弱さを克服するという逆転現象が起こっている面白さ。まあ、『お熱いのがお好き』(1959)とかでもあるんだけど、この映画ではそれが露骨にというか、意図して作られてる。あとは人間としてのアイデンティティとか。自らを偽って生きることから起きる悲哀みたいなものもコメディチックに描いている点も面白かったが、ちょっと露骨すぎる気もしてあんまり乗れなかったのも事実。まあ、露骨じゃなかったからどうかというわけでもないんだけど笑。全体的には好きな作品です。
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