きき

トッツィーのききのレビュー・感想・評価

トッツィー(1982年製作の映画)
3.3
dTVで配信終了だったので☺︎︎

マイケルは完璧主義の俳優、それが災いしてなかなか仕事を貰えない日々が続いていたところ、友人のサンディが受けに行った病院が舞台のソープオペラのオーディションを落とされたことを聞く。
納得のいかないマイケルは、翌日、女装をしてドロシー・マイケルズと名乗り、そのオーディションを受けに行く。
そこで気に入られた彼は、ドロシーとして仕事を貰うのだったが…

というお話。

なかなか面白かった!というか、もうダスティン・ホフマンの演技力に拍手✧‧˚
だってドロシー、本当にいそうで!笑

80年代初頭、まだまだ男性優位な時代で、ドロシーみたいに自分を偽らず、セクハラやパワハラからも真っ向から立ち向かっていく姿や言葉はかっこいいし、きっと当時の同性からしたら支持率爆上がりなのは間違い無しだろうなぁ〜
なので、ドロシーに対してみんな好印象で、マイケルが次第に心を寄せていくジェシカ・ラング演じる女優役も、彼女=彼のことを良きメンター的な位置付けて思ってる。

マイケルも段々変わっていくんだよね、少し前までは男性優位な考え方だったのに、自分が言ってた発言をドロシーの立場では批判するシーンもある𓅪˒˒
そのちょっとした変化が面白いし、結構じーんってきたりするのよね。

ジェシカ・ラングはオスカーも受賞してるみたいだけど、本当にキュートで良かった◡̈*♡

マイケルの友達役で全てを知ってるビル・マーレイの役どころも良かった!

ドロシーの正体をバラすシーン、見応えがあるし、かっこよかったし、好きだなぁ!

記録 : 2020年82本目。
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