カズザク17

キングダム2 遥かなる大地へのカズザク17のレビュー・感想・評価

4.0
原作を読んで、ストーリー、結末を知っていても、素直に楽しめる娯楽映画。2作目になり、最初は違和感があった信役の山崎賢人君にも慣れてきた(笑)。初の実戦…戦で、勇猛果敢、猪突猛進、自慢の腕っぷしで大手柄をあげる信。少し鼻高々、天狗になりかけるも、大将軍王騎師匠に鼻をへし折られて窘められる。「あの少年がお気に入りですね」と、騰に言われた後の王騎の表情がいい。「早死にするが、大化けするか…」と突き放す言葉にも、愛情を感じる。原作でも好きな場面である。
羌カイに「生きる事」「仲間」を熱く語る信。見ている方が恥ずかしくなるくらい、ホントに熱過ぎる。迷惑そうにしていた羌カイも、熱い信に心を動かされ、表現が不器用ながらも、少しずつ心を開いていく。ベタベタだけど、心にジーンと来る!
大手柄!信が百人将に大抜擢!Ⅲも控えているようなので、またまた休日の気晴らしに楽しみたいと思う。
映画の内容とは全く関係ないのだが、紀元前にあんな事をやっていた中国って、歴史が深過ぎてスゴ過ぎる。