とことんエンタメ映画。
個人的に、アクションとはまた別に、キングダムとは"眼"の映画であると思っている節があり、それが割合フォーカスされた続編だったと思う。
羌瘣並びに清野菜名のアクションは、体の流れが伴っていて一つも乖離していないので本当に綺麗。
一方で山崎賢人、というよりか信のアクションは、人間離れした力強さと熱量を感じるようなそれ。
柔と剛という感じで、対になっているようで、良かったと思う。
兎にも角にも、やはりキャスティングが絶妙で、それこそ"悲しい目"に清野菜名を当てたのがそう。
麃公の笑い方が良かった。豊川悦司とは、気が付かなんだ。髪色が綺麗で、靡きが映えますね。
将軍二人が並び立つシーンは、なかなかに荘厳で良い画でした。
ところで玉木宏の昌平君、格好良過ぎやしませんか。
CGを多少なりとも齧っている身としては、随所のポリゴン数に慄き。VFXは流石のそれです。
全体的には、粗筋や場面転換のシーンなど、少しばかりチープに見えるところもあったりはしたのだけれど、まあそれもまた一興かなと。
エンディングのそこはかとない邦画感はなんだろう、主題歌？
とかく、続編も楽しみにしています。
