前作と同じ監督作品でキャストも同じなので、作品クオリティも漫画実写化作品の中では悪くない水準を維持してる。
何よりキャスティングが良く、選定された役者さんが頑張ってる事もあって原作キャラクターをよく再現していて、原作好きな自分にも違和感をあまり感じられない。
アクションシーンも邦画にしては結構な迫力があり、劇場の大スクリーンなら見応えがあっただろうなと思わせるもの。
まぁとはいえ今回は続編という事で、ストーリーの大半が戦闘シーンでやや起伏に乏しく、激しいシーンが続くにも関わらず軽く寝落ちしてしまった。
ストーリー展開上、致し方ないが王騎将軍はほとんど活躍せず(重要な役割だったとは思うけど)、河了貂は顔見せ程度、楊端和に至っては前作回想のみでちょっと寂しい。
その分、待望の羌瘣はじめ、呉慶将軍や麃公将軍、縛虎申や呂不韋など新キャラ登場はワクワクするし、相変わらずキャスティングは上手いと思う。
総じて悪くないんだけど、これ今後、また当分完結する様子なく膨大な長さとなっている原作をどこまで追っていくつもりなんだろう(当然に続編作る気満々のようだけど)。
