とても静かで、繊細で、大胆な物語でした。言葉数は少ないけれど、それを補って余りある雄弁な空気が画面から溢れてくるよう。観た後、なんだか心が軽くなった。
東京で生きる、人生を生きる人達の、健気さ懸命さに胸をうたれる。
様々な人生があるけれど、自分がのびやかでいられる人生を送りたい。
「ここは皆の憧れでできた幻のトーキョー」
晴れやかな2人の姿に涙が出そうに。
キャストが全員良かった。本当に。
門脇麦の奥ゆかしい箱入り娘っぷり、水原希子の軽やかなたくましさ、高良健吾の不器用さと自分の人生を生きる覚悟。
そしてお友達2人の頼もしさといったら！最高です。
