自宅警備

あのこは貴族の自宅警備のレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
3.6
今月末まで500円で映画が見れるから観た

上層階級の東京を生きる人と
田舎から出てきた東京を生きる人を淡々と流れる映画

華子の人生は息苦しいなーって思ってたけどそれが彼女にとっては"普通''だし、
最初お見合いした人も華子にとっては普通じゃない!って思ってもその人は何もおかしい事してるとは思ってない。
=普通が1番難しい

自転車のシーンは良かった

ラストの演奏会シーンは途中で
あ!っと気づいた
2階にいるコウイチロウ、2階から降りて途中で止まる華子、1階にいる親子。1本の映画で出てきた階層がラストでギュッと。
そこで2人は何も言わず見つめ合う
対立はしないで融和を示してる?と

途中、私事あ、今日コンタクト洗浄液買わないと!って思い出した笑
映画の中に入りきれてはいなかったかな

外の世界を知らない・狭いコミュニティで生きているのは本当にそう思う。

見終わって外に出て聞こえる車の音とか
歩道橋から見える信号の明かりとかマンションの明かりが数分いつもと違って見えた。

浸ってたら
ひとりで見るって言ってたから感想とか色々話聞いて欲しいと思って!って元気に電話掛かってきて日常に戻った。

でも私には嬉しい事も、悲しいことも、日常あった些細なことまで話せる人がいる
ってそれが幸せなことって話ながら感じた。

ひとりで観たほうがいい
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