えりり

あのこは貴族のえりりのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
4.0
あっちの世界とこっちの世界
階層

日頃考えもしなかったけど、確かに存在していて。
それぞれの世界の中で、ひとりひとり、一生懸命生きてるんだなぁ。
(...月並みだけど。)

自分が属する”世界”しか知らずに育ってきた華子。でも、その世界に渦巻き澱むドロドロしたもの(家、名誉、体面、お金、たくさんの思惑や欲...)からは、大きなシャボン玉のような見えないバリアで守られてきたかのような純粋さで。

しっかりと”自分らしい生き方”を選択できたことに拍手!
えりり

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