あのこは貴族のゆきんこのネタバレレビュー・内容・結末

タイトルからは水原希子→門脇麦からの「あの子は貴族」だと思ってたけど、映画見てお互いにそう思っているんだろうなと感じた。

でも自分は庶民でよかったと思った。
麦ちゃん役の子が夫に「夢なんてあるの？」って言われたように、
小さい頃からすべて与えられて、お金にも欲しいものにも教育環境にも困らず生きてきたら、満たされてしまって、「もっとこうなりたい、こうしたい」と強くは思わないかもしれない。
だから親の敷いたレールのうえにいてもそれに抗う反骨精神は持たずなんの疑問も持たないかも。
そんな中で、離婚という形で初めて自分の人生を生き始めた彼女はすごい。
人からは不幸な状況のように見えても、本人にとっては新しいスタート、分岐点なことってある。

自分のせいではない不遇やうまくいかない状況に満たされない、悔しい、イライラするみたいな事あるけど、そう言う時の方が反骨精神で頑張れたり、夢とか目標を持てたりする。しかもあとから振り返るとなんだかんだ楽しかったなってなる。

しんどいこと沢山あるけどがんばろ。