このレビューはネタバレを含みます
同じ東京なのに人によって見える景色が違うということを表すことにとてもとてもこだわっていた みんながtokyo noble girl…
説明的なセリフは無く、さりげない動きでこの人の目にはこう映っているんだと感じさせる力 いちばんすごいと思ったのは逸子がセッティングした華子と美紀の出会いのシーン 華子のしゃんとした歩き方や店の客層と雰囲気 美紀が落としたスプーン？を華子が堂々と迅速に店員に伝える様子 このときの美紀の表情が良い
原作も好きで何回も読んでいます 誰も何も言わないんだけど空気が違うとか、口には出さないけれど囚われているとか、そういうのが映像になっている気がした
山内マリコさんは「DVDを流しっぱなしにして映画をアロマのように使っている」というようなことを何かのインタビューで言っていて、その感性がいいな〜と思ってから好きになった
